＜トルコ＞大統領公選制、国民投票で承認

　【エルサレム前田英司】トルコで２１日、大統領公選制の導入など憲法の部分改正の是非を問う国民投票があり、賛成多数で承認された。

　大統領は従来、国会から選出され、任期７年で再選はできなかった。今回の改正により、次回１４年の選挙から国民の直接投票に切り替わり、任期が５年に短縮され、再選は可能になる。同時に、国会の任期も５年から４年に短縮された。

　ロイター通信によると、仮集計の結果、６９％が改正を支持した。投票率は６７％。エルドアン首相は記者団に「歴史上、トルコの安定に大きく寄与した国民投票として位置づけられるだろう」と歓迎した。

　大統領選出を巡っては今春、野党の投票ボイコットで選挙自体が無効となり、国会の解散・総選挙に突入した。イスラム系与党・公正発展党（ＡＫＰ）が「公選制導入で民主主義が深まる」と賛同を求める一方で、最大野党の共和人民党（ＣＨＰ）は「人気投票になってしまう」などとして反対していた...

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（引用 yahooニュース）

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