保険広告、誤認の恐れ アリコに排除命令 公取委「早期がん６０万」…入院必要

　「アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー」（米国、アリコ）の日本支店（東京都、アリコジャパン）が販売した「元気によくばり保険」を説明する新聞広告やパンフレットに消費者を誤認させる記載があったとして、公正取引委員会は１９日、同社に景品表示法違反（優良誤認）で排除命令を出した。保険会社の広告をめぐり排除命令を受けたのは平成１５年５月の日本生命に続き２例目。

　公取委によると、アリコジャパンは１８年１２月から今年１月にかけて、産経新聞など全国紙５紙と地方紙８紙に「元気によくばり保険」の広告を掲載。

「標準コース」プランの説明の中で、「上皮内新生物の場合は一括６０万円を支払う」などと記載した。また、資料を請求してきた消費者に郵送したパンフレットにも同様の記載をした。

　だが、実際は上皮内新生物の診断が出た場合、手術のほか入院が必要で、内視鏡手術などで日帰りした場合は一時金の支払い対象外となっていた...

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（引用 yahooニュース）

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